About us

組織図

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役職

  • 代表理事  武藤 陽子
  • 副代表理事 米永 雅和
  • 理事    澤田 晃
  • 理事    角 麻里子
  • 理事    中村 祐子
  • 理事    林 春樹
  • new!理事    葉原 たか子
  • new!理事    谷川 素子
  • 監査    武藤 功

会員(令和6年9月現在)

  • 正会員  95名
  • 応援会員 83名
  • 団体会員 1団体

設立趣意

現代社会が抱えている様々な問題は、子どもたちの成長に大きな影を落としています。ことに、知育に偏った育児や教育が行われてきたことで、現代の子どもたちには、実体験に裏付けされた確かな知識や生きるための基本的な知恵が不足しているといわれています。
また、身近な自然環境が少なくなってきたために、自然との共存や生き物への愛着を育むことがとても難しくなっています。
大人が作ってきた無制限な消費社会は、子どもの遊びさえも、お金で買える安易なもの、空虚な時間つぶしの道具へと、その質を変化させてしまいました。
私たち国分寺冒険遊び場の会(現在は冒険遊び場の会)は、そのような社会状況の中で、子どもたちの成長にとって今最も大切にされなければならないのは、子どもたちの生活の多くを占めている「遊び」であり、「遊びの環境」であると考えました。
本来、遊びは、子どもの成長に欠かせないものであり、子どもにとっては仕事ともいえるくらい崇高な営みなのですが、その必要性に気づかない大人たちによって、遊びの場も、仲間も、時間も奪われてしまったのです。
私たちは、そういった大人の責任を痛感し、冒険遊び場「国分寺市プレイステーション」の運営を通じて、子どもたちの遊び場や遊ぶ時間を取り戻し、遊びの環境を整えていくことをめざしました。そしてよりよい子育て環境を作るために、地域社会全体が子どもたちにとって楽しい場所になるよう、さまざまな事業を行うことで社会全体に働きかけていくことを決意しました。
四季を感じながら木や虫とふれあい、自分で考え、自分で技をみがき、体をつかって遊ぶことをとおして豊かに成長していける場…そして大人自身も遊びのもつ普遍的な価値に気づくことで、子どもとの距離が縮まり、大人も子どもも共に楽しみ、共に育ちあえる…そのような場を増やすために、ここに特定非営利活動法人 国分寺冒険遊び場の会(現在は冒険遊び場の会)を設立します。

2000年1月20日


歴史

国分寺市には、1981年から西元町に京都の財団法人が運営する冒険遊び場がありました。無料で開放され、プレイリーダーが常駐する遊び場として市民に親しまれていましたが、財団法人は次第に財政難となり、1998年12月に冒険遊び場からの撤退を決めました。
それまでプレイステーションを利用してきた人たちや、市内の遊び場を豊かにしようと活動してきた団体、PTA、プレイリーダーなどが、ネットワークを生かして、何とか存続できないかと急遽結集して、国分寺冒険遊び場の会を立ち上げました。
1999年、行政の担当課もバックアップし、市民団体が遊び場を運営する形で何とか存続させることができたのです。
翌2000年には冒険遊び場の会はNPO法人となり、一方担当課はプレイステーション条例をつくることで、正式な市の施設として、新たなスタートを切ることができました。
冒険遊び場を守ることをきっかけに設立された団体ですが、NPO法人となり、子どもたちの豊かな遊びを保障するために、冒険遊び場だけではなく、広く、まちの中の遊び場づくりや子育て支援などを目的に、多彩な活動を行っています。
そして2014年7月1日には「認定NPO法人」の認定を受けることができました。


沿革

1998年 冒険遊び場の会の設立(任意団体)
1999年 プレイステーション運営を任意団体として受託
2000年 NPO法人冒険遊び場の会の設立
プレイステーション条例設立
NPO法人としてプレイステーション運営受託
市議会を経て常駐プレイリーダーの雇用が可能に
2001年 遊びの出前「プレイキッズ」自主財源による運営に
「ブンブンひろば」月2回2ヵ所に
ちびちゃんの遊び場マップ作成
2002年 「プレイキッズ」2ヵ所が移動児童館事業に
会の名称を冒険遊び場の会に変更
2004年 「ブンブンひろば」月4回の活動に
国分寺駅前北口に「BOUKENたまご」開設
北町公園遊び場子ども会議
2005年 並木町公園の「プレイキッズ」を地域子ども教室として運営
駅前子育てサロン「BOUKENたまご」が東京都商店街補助事業に
2006年 プレイステーション指定管理者として受託
プレイステーション常駐プレイリーダーの交代
2007年 プレイステーションに利用者等による大型遊具完成
「プレイキッズ」3ヵ所全てが国分寺市野外事業に
2008年 提案型協働事業にて「駅前子育てサロン事業」を受託(3年間)
ブンブンひろば北町公園での活動を開始
2009年 公募型協働事業にて「プレイキッズ」を子ども野外事業として受託
2010年 公募型協働事業子育てふれあいブック「ホッとおれんじ」の制作受託
2012年 武蔵国分寺公園指定管理者「むさしのパートナーズ」と共同事業で「あそブンの森」の活動を武蔵国分寺公園にて開始
自主事業にて親子ひろば「あそブンブン」を武蔵国分寺公園で開始
2013年 西恋ケ窪親子ひろば「BOUKENとっとこ」受託
2014年
7月
認定NPO法人になる
2015年
3月
「BOUKENとっとこ」終了
2016年
4月
東部地区拠点型親子ひろばとして「BOUKENたまご」を国分寺駅南口に移転開設
2017年
4月
「こくぶんじ青空ひろば」事業開始
「プレイキッズ」「ブンブンひろば」終了にともない、両者を統合して、国分寺市の提案型協働事業として採択され、事業を実施する
2019年
4月
東部地区拠点型親子ひろばとして「BOUKENたまご」を5年間の委託事業として実施
2020年
4月
「国分寺市プレイステーション」が市内東戸倉に移転
同時に、プレイステーション内に、親子ひろば「BOUKENどんどこ」を開設
2020年
9月
武蔵国分寺公園にて午前中に行っていた「あそブンブン」事業を拡大し、「ぼうけんもり」として、一日開催の事業として開始
2021年
4月
「こくぶんじ青空ひろば」事業として、元町公園を増設。市内10か所での開催に
市プレイステーションにて「冒険遊び場における新たな仕事体験・居場所づくり事業」開始。駄菓子屋、中高生向けの夕暮れカフェ、土日カフェが始まる
2024年
3月
親子ひろば「BOUKENたまご」事業、終了

会の資金

私たちの活動は、多くが国分寺市の委託金によって行われています。しかし、どの活動も、委託金だけでは不十分であり、自分たちの資金(自主財源)を投入しています。
たとえば、国分寺市プレイステーションの基本的な活動は委託金でまかなわれていますが、プレイステーションまつりや、利用者の利便のために行っている飲み物販売や遊びの小道具の販売などは自主的な事業として行っています。
また、武蔵国分寺公園での親子ひろば「ぼうけんもり」のほか、市民団体と一緒に市内の遊び場で繰り広げる遊び場活動なども、自主財源で行っています。
これらの自主事業は、市民からの寄付や会員からの会費で行われています。
つまり、多くの皆さんからの会費や寄付が集まれば集まるほど、活動はさらに自由に、活発に、より多くの子どものために、より豊かなものになっていくのです。
特に、昨今は、子どもの遊びに関わる声や音が騒音としてとらえられ、子どもたちの遊びの環境はますます狭められ、子育てそのものがとても難しいものになりつつあるのが現状です。
これからは、遊びの活動を、より地域に、よりまちなかへと広げることで、大人の理解者を増やし、子育ての環境を整えていく必要性を痛感しています。
私たちが、まちへ、外へ、豊かな遊びの環境を届けることができるよう、皆さんの応援をお願いいたします。

会計報告


認定NPO法人 は NPO法人とどう違う?!

認定NPO法人とは、NPO法人のうち 「一定の基準を満たしている」と 所轄庁(都道府県・政令市)が認めた法人” のことです。
都道府県や政令市に「認証」されたNPO法人が、「基準を満たしている」ことを【認定】される事によって認定NPO法人へとステップアップします。

NPO

NPO法人が、比較的形式的に「公益性ある団体であるか」を判定して認証されているのに対し、認定NPO法人はより高い税制優遇を適用するために「より客観的な基準において、高い公益性をもっている」ことを判定された法人であるということです。
認定NPO法人は、NPO法人よりも一層「公益性のある団体である」ことが求められています。

認定申請の際に提出する書類では、

  • 広く一般から支持を受けているか
  • その活動や組織運営が適正におこなわれているか
  • より多くの情報公開が行われているか

等を審査されます。


活動報告書のご案内

毎年発行しています。冒険遊び場の会の活動内容と、1年間のデータ、できごと、スタッフの思いなどがつまっている報告書です。B5判。
編集・発行 認定NPO法人冒険遊び場の会
会事務所までお問い合わせください。

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